橋下さん、歴史と経済

惜しいね

 

話し方や声のトーン、法律のような何か形を作ろう!という時なんかは良いんだけど、

 

詳しい人とじっくり話すと、歴史と経済を知らないのが丸わかりになる。

 

今の自民は反中国が極端だ、

中国は経済的に切り離せないから上手く立ち回って、

 

と言いますが、中国でビジネスをすると合弁会社を作らなからばならず、撤退の際は全て置いて行かなければならない。

中国人は共産党から情報を出すよう言われたら出さねばならない法律がある。

 

それでも大丈夫、13億人市場があるから儲かる!

とやってきたのが世界のこの20年の本質。

 

目の前の強大な中国があり、もう見過ごせないから妥協して…というのはいかにも視野が狭い、当事者間の問題解決の法律的な考え方。

 

竹島尖閣の時もそんなこと言ってたよね?

占有されてる以上…みたいなアレね。

 

今回の米中に関して、特に経済に関しては甘利さんの言う通り、中国をどうするか、という問題はあるけど、メインは日本が情報に対してどうするかという問題。

 

国際社会の新秩序として、知財特許を含めて情報を正しく管理しましょうということ。

 

橋本さんがその視点を持って話していなかったのは明白で、「なるほどー」とか「確かになー」的な相槌でもあるかと思ったら、無言、いや、とかでも、とかの逆接の切り返し。

 

うーん

 

戦争の遺品に関して意見を求められたら、「当時の自民公明に反対されたけど、戦争博物館を作るべき」って、それはそれはでかい声で。

 

甘利さん櫻井さんは大人だから頷いてましたけど、それ、緊急かつ重要っていう優先順位じゃないからね。さっきの経済の話を挽回するような感じにはならないよ。

 

橋下さんの弱点って、相手に指摘されたことを立ち止まって噛み砕けないことだよね。

弁護士の習性なのかな?認めたら負け、みたいな。

 

知識不足があっても良いと思うのよ、決断のタイミングでも責任取らなきゃいけない立場でもないなら。

 

なんで、自分の言ったことが足りなかったり、別の意見の方が視野が広かったり、正しいような時に、それを受け入れないんだろう。

いや、その話を受けて話を続けられないんだろう。

 

おそらく、本気では気付いていないと思った。

 

だから、指摘したら怒るんだろうなー

感情的になっても見逃されてきたしね。

 

でも、少しずつみんなにバレ始めてるよ。

立ち止まらないこと

歴史あんまり知らないこと

経済を俯瞰的に見れていないこと

 

国益損なう前に自覚してね