香港デモの着地点
所謂五大要求ですが、言うまでもなく最も重要なのは「普通選挙実現」ですね。
最近見たマスコミの論調では
「条例改正案の完全撤廃で手を打て」
「欲張り過ぎるな」
などの話がありましたね。
ビジュアル良しの周庭さん?は
五大要求にこだわりを見せていました。
真面目に?活動していれば当然ですよね。
条例案撤廃なんて、また出されたら繰り返しになるし。
「キャリーラムの辞任で手を打て」
なんて意見も見ましたが、これもマスコミさん、ワザと誘ってるんですよね?
辞任で一旦譲歩したように見せて、もっと中共に忠実な長官を立てられて終わりです。
じゃあ、妥協点はどこだよ?と思われると思いますが、ちょうどいいのは五大要求ですね、
「それじゃ中共は譲り過ぎだ」
「メンツが立たない」
なんて言ってるのもワザとですよね?
ヨーロッパ、中東、アフリカ、、
民主運動で独裁政権を倒した後の立て直しの難しさ分かります?
倒すことが理想実現の手段のはずが精一杯のあまり目的となり、イザ達成したら内部崩壊で混沌…
ましてや一国二制度は2047年まで、仮に今年普通選挙を実現させても残り28年後にはパーになるんです。
その間、中共は当然香港を飲み込もうと様々な手を打ってくるでしょうし、ひょっとしたら深センを強大にして香港を切り捨てるという荒業も行うかもしれません。
もともと今回の暴動の背景にはそんな存在感が薄くなった香港人の焦りがあるとも言われていますから。
香港サイドは今度こそ28年の間に香港人のアイデンティティを整理して、素直に大陸に従うのか、新しい形を探すのかを決めなければなりません。
コレは超難易度高いです。返還時にお金持ち達が一斉に手を引き、残った人たちには明らかに喜んでいる姿がありました。そのツケを、たった28年で結論付けないといけないんです。
それなのに、五大要求は欲張り?
冗談いっちゃイケマセン。
ここでも歴史を学ぶことの大切さが分かりますね。知らないと今の時点だけで線を引かれるから、声が大きい、力が強い、厚かましい方が有利になります。
一般市民の力は儚く小さいものですが、
香港加油🇭🇰